“朦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もう71.4%
おぼ14.3%
けむ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここにも、そこにも、ふらふらと、春の日をうちへ取って、白くひともしたらしく、真昼浮出てもうと明るい。いずれも御泊り木賃宿きちんやど
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
みつむれば、おぼろにかすみ
暮れ方の窓 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)
過了ギテ残雨けむリ/江上九月尚風多シ/縄枢我ハ擬ス今ノ原子ニ/屋漏誰カ思ハン古ノ魯公ヲ/暮歳期有リテ床下ニ蟋アリ/故人たより無シ水辺ノ鴻/一家ベテいだク悲秋ノ感/貧病相依ル風雨ノうち
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)