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渾
ふりがな文庫
“渾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すべ
69.6%
こん
13.0%
す
8.7%
すべて
4.3%
スベ
4.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すべ
(逆引き)
この時魔の如き力は
喉
(
のんど
)
を
扼
(
やく
)
してその背を
捬
(
う
)
つ、人の死と生とは
渾
(
すべ
)
て彼が手中に在りて緊握せらる、欲するところとして得られざるは無し。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
渾(すべ)の例文をもっと
(16作品)
見る
こん
(逆引き)
宋
(
そう
)
に戯曲、
渾
(
こん
)
、
詞説
(
しせつ
)
有り。
金
(
きん
)
に
院本
(
いんぽん
)
、
雑劇
(
ざつげき
)
有り、
其
(
そ
)
の
実
(
じつ
)
は一なり。〕とあるによりて知らる。これ
鷲津毅堂
(
わしづきどう
)
先生が『
親燈余影
(
しんとうよえい
)
』に出でたり。
小説作法
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
渾(こん)の例文をもっと
(3作品)
見る
す
(逆引き)
こは
瘴氣
(
しやうき
)
を恐るればなり。亭は皆白壁なれど、
礎
(
いしずゑ
)
より
簷端
(
のきば
)
迄、緑いろなる
黴
(
かび
)
隙間なく生ひたり。人も家も、
渾
(
す
)
べて腐朽の色をあらはして、日暖に草緑なる
四邊
(
あたり
)
の景と相容れざるものゝ如し。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
渾(す)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
すべて
(逆引き)
退
(
しりぞ
)
き
奧
(
おく
)
へ至り偖斯々と夫婦に
話
(
はな
)
せば二人は
息子
(
せがれ
)
の
孝心
(
かうしん
)
譽
(
ほ
)
め又忠兵衞を
勞
(
ねぎら
)
ひて
明日
(
あす
)
の支度に
左
(
と
)
や
右
(
かく
)
と心を
勞
(
らう
)
すは世の中の
渾
(
すべて
)
の親の
情
(
じやう
)
成可し斯て其翌日に成しかば
朝
(
あさ
)
より
辨當
(
べんたう
)
など
製造
(
こしらへ
)
て之を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
渾(すべて)の例文をもっと
(1作品)
見る
スベ
(逆引き)
三面ハ
渾
(
スベ
)
テ本郷駒籠谷中ノ阻台ヲ負ヒ、南ノ一方
劣
(
ワヅカ
)
ニ蓮池ヲ抱ク。尤モ僻陬ノ一小廓ナリ。
莫約
(
オホヨソ
)
根津ト称スル地藩ハ東西二丁ニ充タズ、南北
険
(
ホトン
)
ド三丁余。之ヲ七箇町ニ分割ス。
上野
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
渾(スベ)の例文をもっと
(1作品)
見る
渾
漢検1級
部首:⽔
12画
“渾”を含む語句
渾身
渾沌
渾成
渾名
渾良夫
渾然
雄渾
渾力
渾天儀
渾心
渾融
渾厚
渾沌界
渾河
渾心的
渾汗
渾天
渾然融合
瑰麗雄渾
阿月渾子
...
“渾”のふりがなが多い著者
山路愛山
尾崎紅葉
木下尚江
内村鑑三
作者不詳
内田魯庵
永井荷風
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
森鴎外
薄田泣菫