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黴
ふりがな文庫
“黴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かび
90.4%
か
9.0%
カビ
0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かび
(逆引き)
やがて下から声かけられて、母親が板戸を締めはじめると、お庄もむっと
黴
(
かび
)
くさい部屋から脱けて、足元の暗い段梯子を降りて行った。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
黴(かび)の例文をもっと
(50作品+)
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か
(逆引き)
夢の間に軒の
花菖蒲
(
はなしょうぶ
)
も枯れ、その年の八せんとなれば
甲子
(
きのえね
)
までも降続けて、川の水も赤く濁り、台所の雨も寂しく、味噌も
黴
(
か
)
びました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
黴(か)の例文をもっと
(16作品)
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カビ
(逆引き)
・けさはお粥を煮るとて春の
黴
(
カビ
)
其中日記:03 (三)
(新字旧仮名)
/
種田山頭火
(著)
黴(カビ)の例文をもっと
(1作品)
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“黴(カビ)”の解説
カビ(黴)とは、菌類の一部の姿を指す言葉である。あるいはそれに似た様子に見える、肉眼的に観察される微生物の集落(コロニー)の俗称でもある。
(出典:Wikipedia)
黴
漢検1級
部首:⿊
23画
“黴”を含む語句
黴菌
黴臭
黴毒
黴菌病
青黴
検黴
駆黴
駆黴剤
駆黴療法
黴毒女
黴毒性
黴毒菌
黴附
黴類
“黴”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
高浜虚子
小栗虫太郎
小島烏水
徳田秋声
中島敦
吉川英治
南方熊楠
谷崎潤一郎
北原白秋