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かび
ふりがな文庫
“かび”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
カビ
語句
割合
黴
93.0%
華美
3.5%
仮寐
0.6%
殕
0.6%
醺
0.6%
黴臭
0.6%
黴菌
0.6%
黴類
0.6%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黴
(逆引き)
そのように、最後の幻までも奪い去られたとすれば、いつか彼女には
黴
(
かび
)
が生え、樹皮で作った青臭い棺の中に入れられることもあろう。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
かび(黴)の例文をもっと
(50作品+)
見る
華美
(逆引き)
都会
(
とかい
)
が、いたずらに
華美
(
かび
)
であり、
浮薄
(
ふはく
)
であることを
知
(
し
)
らぬのでない。
自分
(
じぶん
)
は、かつて
都会
(
とかい
)
をあこがれはしなかった。けれど、
立身
(
りっしん
)
の
機会
(
きかい
)
は、つかまなければならぬ。
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
かび(華美)の例文をもっと
(6作品)
見る
仮寐
(逆引き)
榛軒は庚寅の年に侯に扈随して福山に往つた時、午後屡轎中に
仮寐
(
かび
)
した。そして涎が流れて襟を
溼
(
うるほ
)
した。榛軒は自ら白布を截つて
涎衣
(
よだれかけ
)
を製し、
轎
(
かご
)
に
上
(
のぼ
)
る毎にこれを
腮下
(
さいか
)
に懸けた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
夜書を読んで褥に臥せず、疲るゝときは頭に羽織を被つて
仮寐
(
かび
)
した。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
かび(仮寐)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
殕
(逆引き)
三行書
(
みくだりが
)
きの中奉書は
卯
(
う
)
の年の
七夕
(
たなばた
)
、
粘墨
(
ねばずみ
)
に固まりて
反
(
そ
)
れたる黒毛に
殕
(
かび
)
つきたるは吉書七夕の清書の棒筆、
矢筈
(
やはず
)
に
磨滅
(
まめつ
)
されたる墨片は、師匠の
褒美
(
ほうび
)
の清輝閣なり、彼は
曰
(
い
)
えり
空家
(新字新仮名)
/
宮崎湖処子
(著)
かび(殕)の例文をもっと
(1作品)
見る
醺
(逆引き)
閉ざされて、
醺
(
かび
)
生
(
は
)
ゆる
手匣
(
てばこ
)
にこそはさも似たれ
山羊の歌
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
かび(醺)の例文をもっと
(1作品)
見る
黴臭
(逆引き)
物置の床を
刳
(
は
)
いで、暗い段々を下ると、中は石と材木で疊んだ道で、それを二三間行つたところに
樫
(
かし
)
の
朽
(
く
)
ち果てた扉があつて、押し開けると中は四疊半ほどの
黴臭
(
かび
)
臭い穴倉、一方の隅に寄せて
銭形平次捕物控:124 唖娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
かび(黴臭)の例文をもっと
(1作品)
見る
黴菌
(逆引き)
されば
郷
(
がう
)
屋敷田畝
(
やしきたんぼ
)
は
市民
(
しみん
)
のために
天工
(
てんこう
)
の
公園
(
こうゑん
)
なれども、
隱然
(
いんぜん
)
(
應
(
おう
)
)が
支配
(
しはい
)
する
所
(
ところ
)
となりて、
猶
(
なほ
)
餅
(
もち
)
に
黴菌
(
かび
)
あるごとく、
薔薇
(
しやうび
)
に
刺
(
とげ
)
あるごとく、
渠等
(
かれら
)
が
居
(
きよ
)
を
恣
(
ほしいまゝ
)
にする
間
(
あひだ
)
は
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かび(黴菌)の例文をもっと
(1作品)
見る
黴類
(逆引き)
光る菌類には
黴類
(
かび
)
、黒穗菌類、
木耳類
(
きくらげ
)
、ひらたけ類、菌絲類、惡臭菌類等があつて、世界各國を通じて確かに知れてるのは約二十四五種らしい。
光る生物
(旧字旧仮名)
/
神田左京
(著)
かび(黴類)の例文をもっと
(1作品)
見る
“かび”の意味
《名詞》
かび【黴】
菌糸を伸ばして体を構成する菌類。糸状菌。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
うたたね
うたゝね
かりね
うるわしき
きらび
きらびやか
くわび
はで
はでやか
はなやか