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溼
ふりがな文庫
“溼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うるほ
50.0%
しふ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うるほ
(逆引き)
榛軒は庚寅の年に侯に扈随して福山に往つた時、午後屡轎中に
仮寐
(
かび
)
した。そして涎が流れて襟を
溼
(
うるほ
)
した。榛軒は自ら白布を截つて
涎衣
(
よだれかけ
)
を製し、
轎
(
かご
)
に
上
(
のぼ
)
る毎にこれを
腮下
(
さいか
)
に懸けた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
溼(うるほ)の例文をもっと
(1作品)
見る
しふ
(逆引き)
彼の毒菌の
溼
(
しふ
)
に生じ、冷燄の
朽
(
くちき
)
に燃ゆるが如き、倐生忽滅して、常無きものは、其の愈〻新にして愈〻取るに足らず、愈〻奇にして、
愈〻道
(
い
)
ふに値せざるを見るのである。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
溼(しふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
溼
13画
“溼”を含む語句
乾溼
卑溼
卑溼地
溼度
溼溽
溼潤
“溼”のふりがなが多い著者
幸田露伴
森鴎外