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うるほ
ふりがな文庫
“うるほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
潤
29.9%
霑
28.6%
湿
15.6%
沾
11.7%
濕
10.4%
溼
1.3%
澤
1.3%
濡
1.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潤
(逆引き)
あゝ第一の愛に愛せらるゝ者よ、あゝいと聖なる淑女よ、汝の
言
(
ことば
)
我を
潤
(
うるほ
)
し我を暖め、かくして次第に我を生かしむ 一一八—一二〇
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
うるほ(潤)の例文をもっと
(23作品)
見る
霑
(逆引き)
胸のあたりを
掻展
(
かきひろ
)
げて、
少許
(
すこし
)
気息
(
いき
)
を抜いて、
軈
(
やが
)
て濃い茶に乾いた
咽喉
(
のど
)
を
霑
(
うるほ
)
して居る内に、ポツ/\舟に乗る客が集つて来る。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
うるほ(霑)の例文をもっと
(22作品)
見る
湿
(逆引き)
声は低くなりて、美き目は
湿
(
うるほ
)
へり。彼は忘れざるべし、その涙を
拭
(
ぬぐ
)
へるハンカチイフは再び逢はざらんとする人の形見なるを。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
うるほ(湿)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
沾
(逆引き)
熊野川の谷を遡る時も、瀞八町の渓に船を泛べる時も、
玉置山
(
たまきやま
)
に
大塔
(
おほたふ
)
の宮の遺跡を偲ぶ時も、柔かな
細
(
こまか
)
い雨が常に私の旅の衣を
沾
(
うるほ
)
して居た。
春雨にぬれた旅
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
うるほ(沾)の例文をもっと
(9作品)
見る
濕
(逆引き)
私は私の勝手な場所を見付けて、煙草に火を點け、口を
濕
(
うるほ
)
し、そして新聞を取上げた。外に相客といふものは無かつた。
所謂今度の事:林中の鳥
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
うるほ(濕)の例文をもっと
(8作品)
見る
溼
(逆引き)
榛軒は庚寅の年に侯に扈随して福山に往つた時、午後屡轎中に
仮寐
(
かび
)
した。そして涎が流れて襟を
溼
(
うるほ
)
した。榛軒は自ら白布を截つて
涎衣
(
よだれかけ
)
を製し、
轎
(
かご
)
に
上
(
のぼ
)
る毎にこれを
腮下
(
さいか
)
に懸けた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
うるほ(溼)の例文をもっと
(1作品)
見る
澤
(逆引き)
惟
(
おも
)
ふに、
描
(
ゑが
)
ける
美人
(
びじん
)
は、
活
(
い
)
ける
醜女
(
しうぢよ
)
よりも
可
(
か
)
也
(
なり
)
。
傳
(
つた
)
へ
聞
(
き
)
く、
漢
(
かん
)
の
武帝
(
ぶてい
)
の
宮人
(
きうじん
)
麗娟
(
りけん
)
、
年
(
とし
)
はじめて十四。
玉
(
たま
)
の
膚
(
はだへ
)
艷
(
つや
)
やかにして
皓
(
しろ
)
く、
且
(
か
)
つ
澤
(
うるほ
)
ふ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
うるほ(澤)の例文をもっと
(1作品)
見る
濡
(逆引き)
蓮太郎は
其様
(
そん
)
なことゝも知らないで、さも/\
甘
(
うま
)
さうに乾いた
咽喉
(
のど
)
を
濡
(
うるほ
)
して、さて
種々
(
さま/″\
)
な
談話
(
はなし
)
に笑ひ興じた。
就中
(
わけても
)
、丑松がまだ
紙鳶
(
たこ
)
を揚げたり
独楽
(
こま
)
を廻したりして遊んだ頃の物語に。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
うるほ(濡)の例文をもっと
(1作品)
見る
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