“掻展”の読み方と例文
読み方割合
かきひろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
胸のあたりを掻展かきひろげて、少許すこし気息いきを抜いて、やがて濃い茶に乾いた咽喉のどうるほして居る内に、ポツ/\舟に乗る客が集つて来る。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)