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気息
ふりがな文庫
“気息”のいろいろな読み方と例文
旧字:
氣息
読み方
割合
いき
72.6%
きそく
11.3%
いぶき
8.1%
けはい
4.8%
いきづ
1.6%
ためいき
1.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いき
(逆引き)
私は
麦稈帽子
(
むぎわらぼうし
)
を
被
(
かぶ
)
った妹の手を引いてあとから駈けました。少しでも早く海の中につかりたいので三人は
気息
(
いき
)
を切って急いだのです。
溺れかけた兄妹
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
気息(いき)の例文をもっと
(45作品)
見る
きそく
(逆引き)
一同が
縄
(
なわ
)
をひくと! 見よ! たくたくたる
丈余
(
じょうよ
)
の灰色の
巨鳥
(
きょちょう
)
! 足はかたくしばられ、
恐怖
(
きょうふ
)
と
疲労
(
ひろう
)
のために
気息
(
きそく
)
えんえんとしている。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
気息(きそく)の例文をもっと
(7作品)
見る
いぶき
(逆引き)
が、やがて竹の
筒
(
つつ
)
を台にした古風なランプに火が
燈
(
とも
)
ると、人間らしい
気息
(
いぶき
)
の通う世界は、たちまちそのかすかな光に照される私の周囲だけに縮まってしまった。
疑惑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
気息(いぶき)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
けはい
(逆引き)
音もせぬ雪は一時間の
中
(
うち
)
に
余
(
よ
)
ほど
積
(
つも
)
ったらしい。庭には雪を踏む
跫音
(
あしおと
)
ががさがさと聞えて、雨戸の外へ何者か窺い寄るような
気息
(
けはい
)
を感じた。二人は顔を見合わした。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
気息(けはい)の例文をもっと
(3作品)
見る
いきづ
(逆引き)
彼女の胸は、ふんわりと
気息
(
いきづ
)
いていて、その深々とした落着きは、波紋をうけつけぬ
隠沼
(
こもりぬ
)
のように思えた。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
気息(いきづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ためいき
(逆引き)
あゝ
幽遠
(
かすか
)
なる
気息
(
ためいき
)
に
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
気息(ためいき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“気息”の意味
《名詞》
気 息(きそく)
呼吸。
(出典:Wiktionary)
“気息(プラーナ)”の解説
プラーナ(sa: प्राण、prāṇa) は、サンスクリットで呼吸、息吹などを意味する言葉である。日本語では気息と訳されることが多い。
インド哲学では、同時に人間存在の構成要素の1つである風の元素をも意味している。そして生き物 (すなわち息物) の生命力そのものとされ、やがてその存在はアートマンの根拠にまで高められた。
(出典:Wikipedia)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
“気息”で始まる語句
気息奄々
気息苦
気息遣
検索の候補
気息奄々
一気息
気息苦
気息遣
息気
寝息気
“気息”のふりがなが多い著者
有島武郎
島崎藤村
幸田露伴
内村鑑三
小栗虫太郎
与謝野寛
三上於菟吉
二葉亭四迷
倉田百三
高村光雲