“ためいき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タメイキ
語句割合
溜息77.6%
嘆息11.0%
歎息5.6%
太息3.2%
溜呼吸0.6%
長大息0.4%
大息0.4%
長太息0.2%
気息0.2%
消息0.2%
長歎息0.2%
難息0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「雪が解けて、たらの芽でも何でも、青いものが出て来るようになれば」と、人々は遠い春をはるかに望んで、力弱い溜息をもらす。
豊吉は大川の流れを見ろしてわが故郷の景色をしばし見とれていた、しばらくしてほっと嘆息をした、さもさもがっかりしたらしく。
河霧 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
倉蔵は目礼したまま大急ぎで庭の方へわった。村長は腕を組んで暫時く考えていたが歎息をして、自分の家の方へ引返した。
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
でも昨今は彼女も諦めたか、昼間部屋の隅っこで一尺ほどのしの肌襦袢を縫ったり小ぎれをいじくったりしては、太息いているのだ。
死児を産む (新字新仮名) / 葛西善蔵(著)
かれは床から起き上つた。そして溜呼吸をついた。
波の音 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
やがて姉の小さいが聞えた。時計は一時をカンと鳴った。八畳では寝つかれぬと覚しく、おりおり高い長大息気勢がする。甲武の貨物列車がじい地響を立てて、この深夜をり通る。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
耳にてはかるに、こゝにはとこしへのをふるはす大息のほか歎聲なし 二五—二七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
はそれをふために授業けてはゐませんでした』とつて海龜長太息し、『規則りの課程んだゝけです』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
は一先生きませんでした』とつて海龜長太息し、『その先生ふことゝしむことゝをへてゐたさうです』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
「あゝ、すつかり秋だねえ。」と、夫は消息をつくやうにして言つた。
散歩 (新字旧仮名) / 水野仙子(著)
御目通わぬ遠慮さっしゃい。」と郷右衛門めかしておおせを伝え、直ちに御前を退散して、御供の車夫に様子をたたけば、三吉がらてきといういだ顔色、ほっとせし気味にて長歎息
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼我を見し時、その難息を髯に吐き入れ、はげしくもがきぬ、カタラーン之を見て 一一二—一一四
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)