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鼾
ふりがな文庫
“鼾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いびき
98.3%
いび
1.0%
いひき
0.3%
いびさ
0.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いびき
(逆引き)
鼾
(
いびき
)
さえかいて安々と何事も忘れたように見えた。産婆も、後から駈けつけてくれた医者も、顔を見合わして吐息をつくばかりだった。
小さき者へ
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
鼾(いびき)の例文をもっと
(50作品+)
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いび
(逆引き)
父は
鼾
(
いび
)
きをかかなかったかしら、——慎太郎は時々眼を明いては、父の寝姿を
透
(
す
)
かして見ながら、そんな事さえ不審に思いなぞした。
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
鼾(いび)の例文をもっと
(3作品)
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いひき
(逆引き)
退き
臥床
(
ふしど
)
に入ければ夜は
深々
(
しん/\
)
と
降積
(
ふりつも
)
る雪に
四邊
(
あたり
)
の
䔥然
(
しめやか
)
にて
鼾
(
いひき
)
の聲のみ聞えるにぞ
伴
(
ばん
)
建部
(
たてべ
)
の兩人は今や/\と窺ふ
機
(
をり
)
お島は藤三郎を
抱上
(
いだきあげ
)
小用
(
こよう
)
に
連行
(
つれゆく
)
體
(
てい
)
に
持成
(
もてなし
)
座敷々々を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
鼾(いひき)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
いびさ
(逆引き)
それから世間で聞いて来た面白い話や、とても景気のいい私たちの未来の空想話をして、床に入ると思うと、いい気持ちそうに
直
(
す
)
ぐに
鼾
(
いびさ
)
をかきました。
扉の彼方へ
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
鼾(いびさ)の例文をもっと
(1作品)
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“鼾(いびき)”の解説
いびき(鼾、en: snoring)は、睡眠時などに狭くなった上気道が呼吸時に擦れて出す呼吸音。
(出典:Wikipedia)
鼾
漢検1級
部首:⿐
17画
“鼾”を含む語句
鼾声
大鼾
空鼾
鼾聲
高鼾
鼾睡
大鼾声
時々鼾
鼾岩
齁鼾
“鼾”のふりがなが多い著者
中里介山
林不忘
三遊亭円朝
谷崎潤一郎
吉川英治
有島武郎
江戸川乱歩
山本周五郎
国枝史郎
海野十三