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鼾
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いび
ふりがな文庫
“
鼾
(
いび
)” の例文
父は
鼾
(
いび
)
きをかかなかったかしら、——慎太郎は時々眼を明いては、父の寝姿を
透
(
す
)
かして見ながら、そんな事さえ不審に思いなぞした。
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
彼女は夜中まで
鼾
(
いび
)
きをかいて眠っていて、それから眼をさまして、「ぼんのくぼで、蟻が行列をやっている」
ゆうれい貸屋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
すると彼は、近づけた自分の耳に、かすかな規則ただしい阿賀妻の
鼾
(
いび
)
きごえをきいた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
“鼾(いびき)”の解説
いびき(鼾、en: snoring)は、睡眠時などに狭くなった上気道が呼吸時に擦れて出す呼吸音。
(出典:Wikipedia)
鼾
漢検1級
部首:⿐
17画
“鼾”を含む語句
鼾声
大鼾
空鼾
鼾聲
高鼾
鼾睡
大鼾声
時々鼾
鼾岩
齁鼾