“といき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吐息60.7%
太息31.1%
大息2.7%
嘆息1.4%
嗟嘆0.9%
溜息0.9%
長息0.5%
吐呼吸0.5%
嗟息0.5%
歎息0.5%
長太息0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういって伯爵隊長は、吐息をつき、胸をおさえた。昨日来、伯爵はおどろき又おどろきで、心臓の工合が少々変調をきたしている。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
自分のいたが自分に返ってきたのだから、……ああ、ああと絞めつけられるように太息をつき、身もだえをしたい気持で面をった。
日本婦道記:萱笠 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
母上はこれを聞きて復た言ふべきこともあらねば、便なき少年の上をおもひて大息つき給ひぬ。かたへせしわれは泣き出しつ。
千坂兵部は、人知れぬ嘆息をついて
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
浪子はそっと武男のに手を投げて溜息つき
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
女兒しき介抱にみし武左衞門てすや/\と眠りし容子にお光は長息夜具打掛て退に在し硯箱を出して墨を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
んで息絶たりお光はほつと長息夜具かい退てよく/\見れば全く息は絶果て四邊は血汐のからゐ見るもいぶせき景状なり不題大藤左衞門は娘が出しをも知ずてを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
と天幕に入ると、提げて出た、卓子を引抱えたようなものではない、千の重さに堪えないに、大革鞄を持った胸が、吐呼吸を浪にく。
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
アイとその名の頭字を現わし兼ねて嗟息吐く声を表わした(スミス同前)。
気性ったは、してはともしませんでしたが、それでも矢張小蔭へまわってそっといて長太息らしているのでございました。