“溜息”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ためいき99.3%
といき0.5%
タメイキ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄昏たそがれには間のある、ふと往来の途絶えるいっとき。街ぜんたいがひそかに溜息ためいきでもつくような、沈んだ、うらさびしい時刻であった。
夕靄の中 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
番丙 これなる老僧らうそうは、ふるへながら溜息といきき、なみだながしてをりまする。只今たゞいま墓場はかばからまゐるところを取押とりをさへて、これなるすき鶴嘴つるはしとを取上とりあげました。
コーヒーンデ明日アスレヌイノチツメ、溜息タメイキホカ手段シュダンナキ、コレラ一万イチマン青年セイネンオモエ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)