“不題”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こゝにまた25.0%
ここにまた25.0%
こゝに25.0%
ふうだい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うて其上に山田と計て死骸をば泣々なき/\寺へはうむりけり不題こゝにまた其頃の北町奉行は大岡越前守忠相たゞすけというて英敏えいびん活斷くわつだん他人ひとまさり善惡邪正じやせい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
不題ここにまた彼の聴水は、いぬる日途中にて黄金丸に出逢ひ、すでに命も取らるべき処を、かろうじて身一ツを助かりしが。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
つかんで息絶いきたへたりお光はほつと長息といき夜具やぐかい退のけてよく/\見れば全く息は絶果たえはてて四邊は血汐ちしほのからくれなゐ見るもいぶせき景状ありさまなり不題こゝに大藤おほふぢ左衞門は娘が出しをすこしも知ずふしてを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)