“血汐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちしお73.6%
ちしほ26.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人々のすがたはみな、紅葉(もみじ)を浴(あ)びたように、点々の血汐(ちしお)を染(そ)めていた。勇壮といわんか凄美(せいび)といわんか、あらわすべきことばもない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(興奮しつつ、びりびりと傘を破く。ために、疵(きず)つき、指さき腕など血汐(ちしお)浸(にじ)む——取直す)——畜生——畜生——畜生——畜生——
山吹 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
見(みん)と拔放(ぬきはなし)ければ鍔元(つばもと)より切先(きつさき)まで生々(なま/\)しき血汐(ちしほ)の付居(ゐる)にぞコレヤ汝(おのれ)は大膽不敵なる奴かな是が何より證據なり何處(どこ)で人を殺し夜盜(よたう)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わしの甥(をひ)の、弟(おとうと)の子(こ)の! おゝ、御領主(とのさま)! おゝ、甥(をひ)よ! わが夫(つま)! おゝ、大事(だいじ)の/\、親族(うから)の血汐(ちしほ)が流(なが)されてゐる! 公平(こうへい)な御領主(ごりゃうしゅ)さま