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血眼
ふりがな文庫
“血眼”の読み方と例文
読み方
割合
ちまなこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちまなこ
(逆引き)
それっきり
行方
(
ゆくえ
)
不明になって、警察にも訴え、実家の方でも
血眼
(
ちまなこ
)
になって探しているのだが、いまだに消息がわからないというのだ。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
その周囲に居流れた雪の下の
粂公
(
くめこう
)
、里芋のトン勝、さっさもさの房兄い、といったようなところが、
血眼
(
ちまなこ
)
になって花を合わせている。
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
どんな
血眼
(
ちまなこ
)
になった人たちが馬籠峠の上を往復しようと、日々の雲が変わるか、あるいは陰陽の移りかわるかぐらいにながめ暮らして
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
血眼(ちまなこ)の例文をもっと
(100作品+)
見る
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
“血”で始まる語句
血
血腥
血統
血汐
血痕
血潮
血飛沫
血相
血糊
血塗
“血眼”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
南方熊楠
岩野泡鳴
二葉亭四迷
葉山嘉樹
甲賀三郎
倉田百三
国枝史郎
作者不詳