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疵
ふりがな文庫
“疵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きず
97.9%
きづ
1.0%
けず
0.3%
し
0.3%
て
0.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きず
(逆引き)
大柄で筋骨
逞
(
たくま
)
しい
身体
(
からだ
)
や、額の
疵
(
きず
)
や、
赤銅
(
しゃくどう
)
色の刻みの深い顔など、悪人らしくはありませんが、大親分の昔を忍ばせるには充分です。
銭形平次捕物控:045 御落胤殺し
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
疵(きず)の例文をもっと
(50作品+)
見る
きづ
(逆引き)
二に曰く人骨の
外面
(
ぐわいめん
)
殊
(
こと
)
に筋肉の付着點に
刄物
(
はもの
)
の
疵
(
きづ
)
有り。三に曰く人骨は他動物の
遺骨
(
ゐこつ
)
と同樣に人工を以て
折
(
を
)
り
碎
(
くだ
)
かれたり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
疵(きづ)の例文をもっと
(3作品)
見る
けず
(逆引き)
林「いかんたって
私
(
わし
)
には
居
(
え
)
られませんよ、旦那様、頭へ
疵
(
けず
)
が
出来
(
でけ
)
ました、こんなに
殴
(
にや
)
して何うにも斯うにも、
其様
(
そん
)
な薄穢い
田舎者
(
えなかもの
)
は
否
(
えや
)
だよッて、
突然
(
いきなり
)
烟管で殴しました」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
疵(けず)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
し
(逆引き)
且述作の事たる、功あれば又
過
(
あやまち
)
がある。
言
(
こと
)
一たび口より発し、文一たび筆に上るときは、いかなる博聞達識を以てしても、
醇中
(
じゆんちゆう
)
に
疵
(
し
)
を交ふることを免れない。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
疵(し)の例文をもっと
(1作品)
見る
て
(逆引き)
「道服に一腰ざし。むくつけい
暴男
(
あらおとこ
)
で……
戦争
(
いくさ
)
を経つろう
疵
(
て
)
を負うて……」
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
疵(て)の例文をもっと
(1作品)
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疵
漢検1級
部首:⽧
10画
“疵”の類義語
難
穴
襤褸
瑕
短
欠陥
瑕疵
“疵”を含む語句
無疵
疵口
大疵
疵所
疵痕
瑕疵
疵瑕
疵付
鉄砲疵
向疵
古疵
疵物
手疵
生疵
矢疵
突疵
打疵
太刀疵
切疵
鎗疵
...
“疵”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
樋口一葉
佐々木邦
中里介山
泉鏡花
黒島伝治
福沢諭吉
夢野久作
正岡子規
泉鏡太郎