“疵付”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きずつけ50.0%
きづつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呼び始終しじう事共ことども委曲くはしくはなし又七樣へきずを付け其身も咽喉のんどすこ疵付きずつけ情死しんぢうと云ひてなくべしとをしへ頼み居たるを長助は物影ものかげより是をきゝて大いに驚きながらなほいき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
取寄とりよせ兩人の前に差出せば次右衞門三五郎は改めて見にかさ衣類いるゐ笈摺おひずる等一々きずつけ有共其疵口きずぐちの不審さに流石さすが公儀こうぎの役人是は盜賊たうぞく所爲しわざならず寶澤人に殺されしていに自身に疵付きずつけし者ならんとそみたる所を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
以上の骨器角器牙器は燧石の角にて疵付きづつくる事と、砥石の類にくる事とに由りてつくり上げしならん。圖中にゑがきたる石器骨器角噐牙噐は皆理科大學人類學教室の藏品なり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)