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疵痕
ふりがな文庫
“疵痕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きずあと
91.7%
しこん
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きずあと
(逆引き)
骨でも肉でも豆腐のように切れる鋭い
小刀
(
ナイフ
)
も、まるで鉛か銀のように
和
(
やわ
)
らかく曲がり折れて、
疵痕
(
きずあと
)
さえ付ける事が出来ません。
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
春先になれば、古い
疵痕
(
きずあと
)
に痛みを覚える如く、軟かな風が面を吹いて廻ると、胸の底に遠い記憶が甦えるのであります。
春風遍し
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
疵痕(きずあと)の例文をもっと
(11作品)
見る
しこん
(逆引き)
ソノ刀剣ノ利鋭ナルコト、コレヲ以テ
欧羅巴
(
ヨーロッパ
)
ノ刀剣ヲ両断スルトモ
疵痕
(
しこん
)
ヲ
止
(
とど
)
ムルナシ。サレバ刀剣ノ装飾ニモ最モ入念ニシテ、
刀架
(
とうか
)
ニ置キテ室内第一ノ装飾トナス
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
疵痕(しこん)の例文をもっと
(1作品)
見る
疵
漢検1級
部首:⽧
10画
痕
常用漢字
中学
部首:⽧
11画
“疵”で始まる語句
疵
疵口
疵物
疵所
疵瑕
疵付
疵病
疵等
疵傷
疵処
“疵痕”のふりがなが多い著者
杉山萠円
本庄陸男
徳冨蘆花
作者不詳
夢野久作
中里介山
横光利一
野村胡堂
小川未明