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しこん
ふりがな文庫
“しこん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
シコン
語句
割合
紫紺
53.7%
紫金
22.0%
紫根
7.3%
歯根
4.9%
仕込
2.4%
厠溷
2.4%
指痕
2.4%
疵痕
2.4%
詩魂
2.4%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紫紺
(逆引き)
白っぽい
竪縞
(
たてじま
)
の銘仙の羽織、
紫紺
(
しこん
)
のカシミヤの袴、足駄を
穿
(
は
)
いた娘が曾て此梅の下に立って、一輪の花を摘んで黒い
庇髪
(
ひさし
)
の
鬢
(
びん
)
に插した。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
しこん(紫紺)の例文をもっと
(22作品)
見る
紫金
(逆引き)
対岸の空は一めん
紫金
(
しこん
)
いろに染まっていた。月が出るのである。どこかの百姓女が二人、大きな声で話し合いながら、野菜畠を歩いてキャベツの葉をむしっていた。
接吻
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
しこん(紫金)の例文をもっと
(9作品)
見る
紫根
(逆引き)
貴族院議員の
愛娘
(
まなむすめ
)
とて、最も
不器量
(
ふきりよう
)
を
極
(
きは
)
めて
遺憾
(
いかん
)
なしと見えたるが、最も
綺羅
(
きら
)
を飾りて、その
起肩
(
いかりがた
)
に
紋御召
(
もんおめし
)
の
三枚襲
(
さんまいがさね
)
を
被
(
かつ
)
ぎて、帯は
紫根
(
しこん
)
の
七糸
(
しちん
)
に
百合
(
ゆり
)
の
折枝
(
をりえだ
)
を
縒金
(
よりきん
)
の
盛上
(
もりあげ
)
にしたる
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
しこん(紫根)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
歯根
(逆引き)
舌上
(
ぜつじょう
)
に
竜泉
(
りゅうせん
)
なく、
腋下
(
えきか
)
に
清風
(
せいふう
)
を
生
(
しょう
)
ぜざるも、
歯根
(
しこん
)
に
狂臭
(
きょうしゅう
)
あり、
筋頭
(
きんとう
)
に
瘋味
(
ふうみ
)
あるをいかんせん。いよいよ大変だ。ことによるともうすでに立派な患者になっているのではないかしらん。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しこん(歯根)の例文をもっと
(2作品)
見る
仕込
(逆引き)
「さうですな、先づ雪でも降つて来たら、
此
(
この
)
炉にドン/\
焼火
(
たきび
)
をするんですな、
薪木
(
たきゞ
)
ならお手のものだから。それで貴所方だからウンと
書籍
(
しよもつ
)
を
仕込
(
しこん
)
で置いて勉強なさるんですな。」
空知川の岸辺
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
しこん(仕込)の例文をもっと
(1作品)
見る
厠溷
(逆引き)
舎衛城
(
しゃえいじょう
)
は人口の多い都である。が、城の面積は人口の多い割に広くはない。従ってまた
厠溷
(
しこん
)
も多くはない。城中の人々はそのためにたいていはわざわざ城外へ出、大小便をすることに
定
(
き
)
めている。
尼提
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しこん(厠溷)の例文をもっと
(1作品)
見る
指痕
(逆引き)
しかし、オットカールさんの
咽喉
(
のど
)
に印されていたという父の
指痕
(
しこん
)
は——あの
恐竜
(
ドラゴン
)
の爪痕は、いったい貴方の分身なのですか
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
しこん(指痕)の例文をもっと
(1作品)
見る
疵痕
(逆引き)
ソノ刀剣ノ利鋭ナルコト、コレヲ以テ
欧羅巴
(
ヨーロッパ
)
ノ刀剣ヲ両断スルトモ
疵痕
(
しこん
)
ヲ
止
(
とど
)
ムルナシ。サレバ刀剣ノ装飾ニモ最モ入念ニシテ、
刀架
(
とうか
)
ニ置キテ室内第一ノ装飾トナス
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
しこん(疵痕)の例文をもっと
(1作品)
見る
詩魂
(逆引き)
ここへおちつかれてからの後醍醐は、しきりと歌を
詠
(
よ
)
まれていた。それも
秀歌
(
しゅうか
)
が多かった。自然、運命の極限が、人の
悲腸
(
ひちょう
)
に
詩魂
(
しこん
)
を叫ばすのであろうか。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しこん(詩魂)の例文をもっと
(1作品)
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