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不器量
読み方 | 割合 |
ふきりょう | 37.5% |
ぶきりょう | 37.5% |
ふきりよう | 12.5% |
ぶきりやう | 12.5% |
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彼はそれ渡邊の
家に勤めている船上の
妹で、己とは年も違っているから、とても己の
御新造にする訳にはいかん、
不器量でも同役の娘を貰わなければならん
「はてな、なんの
音だろう?」と、みみずは、ちょっと
声を
止めて、その
音に
耳をすましましたが、すぐに、あの
不器量なかえるの
鳴く
声だとわかりましたから
貴族院議員の
愛娘とて、最も
不器量を
極めて
遺憾なしと見えたるが、最も
綺羅を飾りて、その
起肩に
紋御召の
三枚襲を
被ぎて、帯は
紫根の
七糸に
百合の
折枝を
縒金の
盛上にしたる
その下には『みよりもない、貧しい、
不器量な家庭教師の肖像』と書け。