トップ
>
七糸
ふりがな文庫
“七糸”のいろいろな読み方と例文
旧字:
七絲
読み方
割合
しちん
50.0%
しつちん
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しちん
(逆引き)
貴族院議員の
愛娘
(
まなむすめ
)
とて、最も
不器量
(
ふきりよう
)
を
極
(
きは
)
めて
遺憾
(
いかん
)
なしと見えたるが、最も
綺羅
(
きら
)
を飾りて、その
起肩
(
いかりがた
)
に
紋御召
(
もんおめし
)
の
三枚襲
(
さんまいがさね
)
を
被
(
かつ
)
ぎて、帯は
紫根
(
しこん
)
の
七糸
(
しちん
)
に
百合
(
ゆり
)
の
折枝
(
をりえだ
)
を
縒金
(
よりきん
)
の
盛上
(
もりあげ
)
にしたる
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
帯は
海松
(
みる
)
色地に
装束
(
しようぞく
)
切摸
(
きれうつし
)
の
色紙散
(
しきしちらし
)
の
七糸
(
しちん
)
を高く負ひたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
七糸(しちん)の例文をもっと
(1作品)
見る
しつちん
(逆引き)
糸織の
衿懸
(
えりか
)
けたる
小袖
(
こそで
)
に
納戸
(
なんど
)
小紋の縮緬の羽織着て、
七糸
(
しつちん
)
と
黒繻子
(
くろじゆす
)
との昼夜帯して、
華美
(
はで
)
なるシオウルを携へ、髪など
撫付
(
なでつ
)
けしと
覚
(
おぼし
)
く、
面
(
おもて
)
も見違ふやうに軽く
粧
(
よそほ
)
ひて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
葡萄茶
(
えびちや
)
の
細格子
(
ほそごうし
)
の
縞御召
(
しまおめし
)
に
勝色裏
(
かついろうら
)
の
袷
(
あはせ
)
を着て、羽織は
小紋縮緬
(
こもんちりめん
)
の
一紋
(
ひとつもん
)
、
阿蘭陀
(
オランダ
)
模様の
七糸
(
しつちん
)
の
袱紗帯
(
ふくさおび
)
に
金鎖子
(
きんぐさり
)
の
繊
(
ほそ
)
きを引入れて、
嬌
(
なまめかし
)
き友禅染の
襦袢
(
じゆばん
)
の
袖
(
そで
)
して口元を
拭
(
ぬぐ
)
ひつつ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
七糸(しつちん)の例文をもっと
(1作品)
見る
七
常用漢字
小1
部首:⼀
2画
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
“七糸”で始まる語句
七糸帯
検索の候補
唐七糸帯
糸七
七糸帯
白茶七糸
紫根七糸