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不器量
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ぶきりょう
ふりがな文庫
“
不器量
(
ぶきりょう
)” の例文
「はてな、なんの
音
(
おと
)
だろう?」と、みみずは、ちょっと
声
(
こえ
)
を
止
(
と
)
めて、その
音
(
おと
)
に
耳
(
みみ
)
をすましましたが、すぐに、あの
不器量
(
ぶきりょう
)
なかえるの
鳴
(
な
)
く
声
(
こえ
)
だとわかりましたから
春の真昼
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
けれど今日は、どうしたのか、時刻が
後
(
おく
)
れたのか早いのか、見知っている三人の一人だも乗らぬ。その代わりに、それは
不器量
(
ぶきりょう
)
な、二目とは見られぬような若い女が乗った。
少女病
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
お金をもうけるには
不器量
(
ぶきりょう
)
ではだめだよ。ぶたれるか、ひどく悪口を言われるだけだ。でもぼくの母さんはレオナルドが
好
(
す
)
きで手ばなさないから、やはりぼくが来ることになったのだ。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“不器量”の意味
《名詞》
器量(才知や能力)がないこと。
器量(容貌)が醜いこと。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
量
常用漢字
小4
部首:⾥
12画
“不器”で始まる語句
不器用
不器