不器量ぶきりょう)” の例文
「はてな、なんのおとだろう?」と、みみずは、ちょっとこえめて、そのおとみみをすましましたが、すぐに、あの不器量ぶきりょうなかえるのこえだとわかりましたから
春の真昼 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど今日は、どうしたのか、時刻がおくれたのか早いのか、見知っている三人の一人だも乗らぬ。その代わりに、それは不器量ぶきりょうな、二目とは見られぬような若い女が乗った。
少女病 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
お金をもうけるには不器量ぶきりょうではだめだよ。ぶたれるか、ひどく悪口を言われるだけだ。でもぼくの母さんはレオナルドがきで手ばなさないから、やはりぼくが来ることになったのだ。