“ぶきりやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不容貌50.0%
不器量25.0%
不縹緻25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分が二十五にもなつて未だ独身ひとりみで居るのを、人が、不容貌ぶきりやうな為に拾手が無かつたのだとでも見るかと思つてるからなので、其麽そんな女だから、へやへ行つても、例の取て投げる様な調子で
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
その下には『みよりもない、貧しい、不器量ぶきりやうな家庭教師の肖像』と書け。
馬は女を蹴飛ばすのみならず、その上に女を不縹緻ぶきりやうにさへするものだ。蹴飛ばされて、息が絶える位ならまだ辛抱がまんが出来るが、不縹緻にまでされてはとても溜つたものではない。