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不容貌
ふりがな文庫
“不容貌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぶきりやう
50.0%
ぶきりょう
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶきりやう
(逆引き)
不容貌
(
ぶきりやう
)
な爲に
拾手
(
ひろひて
)
が無かつたのだとでも見るかと思つてるからなので、
其麽
(
そんな
)
女だから、何の室へ行つても、例の取て投げる樣な調子で、
四邊
(
あたり
)
構はず
狎戲
(
ざれ
)
る、妙な
姿態
(
しな
)
をする。
菊池君
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
自分が二十五にもなつて未だ
独身
(
ひとりみ
)
で居るのを、人が、
不容貌
(
ぶきりやう
)
な為に拾手が無かつたのだとでも見るかと思つてるからなので、
其麽
(
そんな
)
女だから、
何
(
ど
)
の
室
(
へや
)
へ行つても、例の取て投げる様な調子で
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
不容貌(ぶきりやう)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぶきりょう
(逆引き)
伊右衛門は又市の
詞
(
ことば
)
によってお岩は
不容貌
(
ぶきりょう
)
な女であるとは思っていたが、それでもどんな女だろうと思って怖いような気もちで
覗
(
のぞ
)
いてみた。
四谷怪談
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
八五郎も一応はこの飯炊き女を疑いましたが、
不容貌
(
ぶきりょう
)
で、そのうえ小柄で、ボロ切れのような見る影もない姿を見せつけられると、つまみ喰い以上の悪事などは出来そうにも思われません。
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
不容貌(ぶきりょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
容
常用漢字
小5
部首:⼧
10画
貌
常用漢字
中学
部首:⾘
14画
“不容”で始まる語句
不容色
検索の候補
容貌
御容貌
容貌魁偉
容貌佳
容貌好
容貌望
容貌美
顔色容貌
容貌風采
容貌肢体
“不容貌”のふりがなが多い著者
石川啄木
田中貢太郎
野村胡堂