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『尼提』
ふりがな文庫
『
尼提
(
にだい
)
』
舎衛城は人口の多い都である。が、城の面積は人口の多い割に広くはない。従ってまた厠溷も多くはない。城中の人々はそのためにたいていはわざわざ城外へ出、大小便をすることに定めている。ただ波羅門や刹帝利だけは便器の中に用を足し、特に足を労することを …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生死
(
じょうじ
)
微笑
(
びしょう
)
出
(
いで
)
黄金
(
おうごん
)
教主
(
きょうしゅ
)
掌
(
たなごころ
)
指
(
ゆび
)
後
(
うしろ
)
背負
(
せお
)
瓦器
(
がき
)
後
(
のち
)
袋路
(
ふくろみち
)
厭
(
いと
)
間
(
あいだ
)
糞尿
(
ふんにょう
)
狼狽
(
ろうばい
)
猛火
(
みょうか
)
頬
(
ほお
)
雷音
(
らいおん
)
白毫
(
びゃくごう
)
金身
(
こんじん
)
途方
(
とほう
)
眉間
(
みけん
)
礼拝
(
らいはい
)
軒
(
のき
)
窮
(
きわ
)
糞器
(
ふんき
)
路
(
みち
)
跪
(
ひざまず
)
諸家
(
しょけ
)
糞汁
(
ふんじゅう
)
経文
(
きょうもん
)
繊長
(
せんちょう
)
罪業
(
ざいごう
)
羞
(
は
)
聴法
(
ちょうほう
)
晦
(
くら
)
能化
(
のうげ
)
芭蕉
(
ばしょう
)
蓮華
(
れんげ
)
衆生
(
しゅじょう
)
赤銅
(
しゃくどう
)
見下
(
みおろ
)
訣
(
わけ
)
賤
(
いや
)
出家
(
しゅっけ
)
園苑
(
えんえん
)
四
(
よ
)
喫驚
(
びっくり
)
咫尺
(
しせき
)
咄嗟
(
とっさ
)
合掌
(
がっしょう
)
厠溷
(
しこん
)
半月
(
はんつき
)
初果
(
しょか
)
好悪
(
こうお
)
偈
(
げ
)
倉皇
(
そうこう
)
佇
(
たたず
)
他
(
ほか
)
仏法
(
ぶっぽう
)
五
(
いつ
)
七
(
なな
)
一滴
(
いってき
)
徐
(
おもむ
)
湛
(
たた
)
清浄
(
しょうじょう
)
沙門
(
しゃもん
)
一息
(
ひといき
)
数
(
かず
)
憐憫
(
れんびん
)
慇懃
(
いんぎん
)
御一
(
ごいっ
)
漂
(
ただよ
)
弟子
(
でし
)
布
(
し
)
尼提
(
にだい
)
定
(
き
)
安庠
(
あんしょう
)
始末
(
しまつ
)
妄
(
みだ
)
如来
(
にょらい
)