“礼拝”のいろいろな読み方と例文
旧字:禮拜
読み方割合
らいはい87.1%
れいはい8.1%
おじぎ1.6%
おろが1.6%
をろがみ1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして二つの白い棺の前にうやうやしく礼拝らいはいしたのち、莫大な香奠こうでんを供えた。彼がそのまま帰ってゆこうとするのを、人々はたって引留めた。
(新字新仮名) / 海野十三(著)
勧進かんじんは神や仏のお姿などを背に負うて、諸国の信者に礼拝れいはいをすすめあるいた人のことだから、かつてはこういうものにのせて、旅をしていたことがあるのかもしれない。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
三娘子は老人の方に向って礼拝おじぎしたが、それがすむと飛ぶように走ってすぐ見えなくなった。
蕎麦餅 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
われと櫓をわれと礼拝おろがむ心なりひとすぢに水脈みをを光らしてゆけば
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
一斉いつせい礼拝をろがみをは老若らうにやくの消え入るさけび。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)