“れいはい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
礼拝55.6%
禮拜22.2%
礼杯11.1%
零敗11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつのころか、ここはカトリックの修道院しゅうどういんになって、道徳堅固けんごな外国の僧侶そうりょたちが、女人禁制きんせいの、清い、きびしい生活を送り、朝夕、聖母せいぼマリヤに対する礼拝れいはいを怠らない。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
神々かう/″\しいぢやアないか、人間にんげんといふものは何時いつでも此初日出このはつひのでひかりわすれさへなければいのぢや』と老人らうじんかんえぬやうにつてあはしてしづかに禮拜れいはいしました。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
拝賀、礼杯れいはいの儀式もすすみ、宴楽の興、ようやくたけなわとなった頃、楽寮の伶人や、鼓手など、一列となって堂の中央にすすみ、舞楽を演じた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ただこう書いたよ、援軍えんぐんきたらず零敗れいはいすと」人々はおどろいて阪井の顔を見詰みつめた、阪井の口元に冷ややかな苦笑が浮かんだ。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)