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好悪
ふりがな文庫
“好悪”のいろいろな読み方と例文
旧字:
好惡
読み方
割合
こうお
76.6%
よしあし
12.8%
かうを
6.4%
こうあく
2.1%
すききらひ
2.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうお
(逆引き)
こんな顔ぶれを集めての催しである上に、主人の松雲は相変わらずの温顔で、客に親疎を問わず、
好悪
(
こうお
)
を選ばずと言ったふうの人だ。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
好悪(こうお)の例文をもっと
(36作品)
見る
よしあし
(逆引き)
平生
(
ふだん
)
草を
茂
(
しげ
)
らして、春秋の彼岸や盆に墓掃除に来るのも、農家らしくてよい。墓地があまりにキチンとして居るのも、
好悪
(
よしあし
)
である。と思うので、一向構わずに置く。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
好悪(よしあし)の例文をもっと
(6作品)
見る
かうを
(逆引き)
更に人格の深処に根ざした、我々が一生の一大事である。純を尊び雑を
卑
(
いやし
)
むのは、
好悪
(
かうを
)
の
如何
(
いかん
)
を超越した
批判
(
ひはん
)
の
沙汰
(
さた
)
に移らねばならぬ。
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
好悪(かうを)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
こうあく
(逆引き)
しかし暗夜は暗夜の徳あって、
孟子
(
もうし
)
のいわゆる「
夜気
(
やき
)
」は暗黒の
賜
(
たまもの
)
である。
古
(
いにしえ
)
の学者の言に、「
好悪
(
こうあく
)
の
良
(
りょう
)
は
夜気
(
やき
)
に
萠
(
きざ
)
す」と。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
好悪(こうあく)の例文をもっと
(1作品)
見る
すききらひ
(逆引き)
作家と絵の
出来栄
(
できばえ
)
について何の
好悪
(
すききらひ
)
も持たない今の成金のなかには、眼を閉ぢて
番組
(
プログラム
)
を押へるとか、又は
従来
(
これまで
)
自分と縁起のよかつた、25とか73とかの番号に当つてゐるのを捜すとかして
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
好悪(すききらひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“好悪”の意味
《名詞》
好きなことと嫌いなこと。好き嫌い。
(出典:Wiktionary)
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
“好”で始まる語句
好
好奇
好事家
好事
好加減
好奇心
好々爺
好誼
好餌
好尚
検索の候補
悪戯好
悪好
“好悪”のふりがなが多い著者
金森徳次郎
夏目漱石
徳冨蘆花
二葉亭四迷
甲賀三郎
ロマン・ロラン
新渡戸稲造
福沢諭吉
内田魯庵
樋口一葉