“能化”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のうげ80.0%
のうけ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六道能化のうげの主を頼みて、父の苦患くげんを助け、身の悲哀を忘れ、要因によつて、かへつて勝道を成さんとしたのであると考へれば、まことに哀れの人である。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
釈迦如来は勿論三界六道さんがいろくどう教主きょうしゅ十方最勝じっぽうさいしょう光明無礙こうみょうむげ億々衆生平等引導おくおくしゅじょうびょうどういんどう能化のうげである。けれどもその何ものたるかは尼提の知っているところではない。
尼提 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
天台大師ハ能化のうけ
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
天台大師は能化のうけ
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)