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能化
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のうげ
ふりがな文庫
“
能化
(
のうげ
)” の例文
六道
能化
(
のうげ
)
の主を頼みて、父の
苦患
(
くげん
)
を助け、身の悲哀を忘れ、要因によつて、
却
(
かへ
)
つて勝道を成さんとしたのであると考へれば、まことに哀れの人である。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
釈迦如来は勿論
三界六道
(
さんがいろくどう
)
の
教主
(
きょうしゅ
)
、
十方最勝
(
じっぽうさいしょう
)
、
光明無礙
(
こうみょうむげ
)
、
億々衆生平等引導
(
おくおくしゅじょうびょうどういんどう
)
の
能化
(
のうげ
)
である。けれどもその何ものたるかは尼提の知っているところではない。
尼提
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その時、
能化
(
のうげ
)
の地蔵尊
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
三界六道
(
さんがいろくどう
)
の教主、
十方最勝
(
じっぽうさいしょう
)
、
光明無量
(
こうみょうむりょう
)
、
三学無碍
(
さんがくむげ
)
、
億億衆生引導
(
おくおくしゅじょういんどう
)
の
能化
(
のうげ
)
、
南無大慈大悲
(
なむだいじだいひ
)
釈迦牟尼如来
(
しゃかむににょらい
)
も、三十二
相
(
そう
)
八十
種好
(
しゅこう
)
の
御姿
(
おすがた
)
は、時代ごとにいろいろ御変りになった。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“能化”の解説
能化(のうげ、のうけ)は、仏教用語。
僧侶社会において長老、学頭などの指導者、先生、師範のような存在を呼ぶ。学問上の指導者としての側面が濃い。
また、師として人を教え導く者。衆生を教化する仏、菩薩などをいう。
(出典:Wikipedia)
能
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
化
常用漢字
小3
部首:⼔
4画
“能”で始まる語句
能
能登
能力
能々
能書
能代
能事
能弁
能美
能勢