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憐憫
ふりがな文庫
“憐憫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
れんびん
85.1%
あわれみ
5.3%
れんみん
3.5%
あはれみ
2.6%
あわれ
1.8%
みじめ
0.9%
ピティ
0.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れんびん
(逆引き)
証拠に復讐しようというのだ。俺という愚かものは、手も足も出ないで、あの男の手前勝手な
憐憫
(
れんびん
)
を有難く頂戴するばかりじゃないか
二癈人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
憐憫(れんびん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あわれみ
(逆引き)
イエスがその
憐憫
(
あわれみ
)
を受けて癒された一人の重い皮膚病を患っている人のそのままいすわろうとしたのをひどく叱責せられて
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
憐憫(あわれみ)の例文をもっと
(6作品)
見る
れんみん
(逆引き)
大人か
小児
(
こども
)
に物を言うような
口吻
(
こうふん
)
である。美しい目は軽侮、
憐憫
(
れんみん
)
、
嘲罵
(
ちょうば
)
、
翻弄
(
ほんろう
)
と云うような、あらゆる感情を
湛
(
たた
)
えて、異様に
赫
(
かがや
)
いている。
余興
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
憐憫(れんみん)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
あはれみ
(逆引き)
思ふに今日地上を歩むいかに
頑
(
かたくな
)
なる人といふとも、このときわがみしものをみて
憐憫
(
あはれみ
)
に刺されざることはあらじ 五二—五四
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
憐憫(あはれみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
あわれ
(逆引き)
けれども、そのたんびに、あの
憐憫
(
あわれ
)
なアヤ子の事を思い出しては、
霊魂
(
たましい
)
を
滅亡
(
ほろぼ
)
す深いため息をしいしい、岩の
圭角
(
かど
)
を降りて来るのでした。
瓶詰地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
憐憫(あわれ)の例文をもっと
(2作品)
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みじめ
(逆引き)
眼鏡を掛けた妹の平たい顏を
憐憫
(
みじめ
)
な思ひをして見入つた。
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
憐憫(みじめ)の例文をもっと
(1作品)
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ピティ
(逆引き)
いや、愛の何たるかは東洋人と雖も心得ている。たとえば或四川の少女は、——と得意の見聞を吹聴すると、細君はバナナの皮を剥きかけた儘、いや、それは愛ではない、単なる
憐憫
(
ピティ
)
に過ぎぬと云う。
長江游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
憐憫(ピティ)の例文をもっと
(1作品)
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憐
漢検準1級
部首:⼼
16画
憫
漢検1級
部首:⼼
15画
“憐憫”の類義語
同情
容赦
恕
慈悲
人情
哀憐
恩情
同情心
“憐”で始まる語句
憐
憐愍
憐然
憐々
憐寸
憐恤
憐愍令
検索の候補
御憐憫
憫憐
“憐憫”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
エドガー・アラン・ポー
倉田百三
小栗虫太郎
吉行エイスケ
壺井栄
中里介山
橘外男
岩野泡鳴
ニコライ・ゴーゴリ