“人情”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にんじょう53.3%
にんじやう23.3%
なさけ6.7%
にんじよう6.7%
こころ3.3%
にんじょ3.3%
ヒウマニチイ3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春来、国事多端、ついに干戈を動かすにいたり、帷幄の士は内に焦慮し、干役の兵は外に曝骨し、人情恟々、ひいて今日にいたる。
中元祝酒の記 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ほどなるを三銭にうる、はじめは二三度賞味せしがのちには氷ともおもはざりき。およそ物のがたきはらしく、得易はめづらしからざるは人情なり。
私は若しもの事があれば親方や姉御のためと云や黒煙の煽りを食つても飛び込むぐらゐの了見は持つて居るに、畜生ッ、あゝ人情無い野郎め、のつそりめ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
それで、天皇殉死風俗人情にそむいた殘酷なことであるから、これはどうしてもやめなければならぬとおへになりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
浮いた浮いたの川竹地獄。義理と人情のカスガイ地獄。又は犯した悪事のむくいで。御用、ったぞ、キリキリ歩めと。タタキ込まれる有期や、無期の。地獄なんぞと大きな違いじゃ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
一方は即ち孤女院、貧民院等の義挙に同感を表する人情也、他方は即ち禅僧の如き山人の如き、世の所謂すね者の如き超然を楽しむ主我的観念也。吾人は此二の者が幸にして相合せるを祝す。
凡神的唯心的傾向に就て (新字旧仮名) / 山路愛山(著)