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帷幄
ふりがな文庫
“帷幄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いあく
85.7%
カーテン
4.8%
ゐあく
4.8%
ヰアク
4.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いあく
(逆引き)
春来
(
しゅんらい
)
、国事多端、ついに
干戈
(
かんか
)
を動かすにいたり、
帷幄
(
いあく
)
の士は内に焦慮し、
干役
(
かんえき
)
の兵は外に
曝骨
(
ばっこつ
)
し、
人情
(
にんじょう
)
恟々
(
きょうきょう
)
、ひいて今日にいたる。
中元祝酒の記
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
帷幄(いあく)の例文をもっと
(18作品)
見る
カーテン
(逆引き)
が、その鐘は今や深い、鈍い、
空洞
(
うつろ
)
な、陰鬱な一時を打った。たちまち室中に光が閃き渡って、寝床の
帷幄
(
カーテン
)
が引き捲くられた。
クリスマス・カロル
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
帷幄(カーテン)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゐあく
(逆引き)
此
(
こ
)
の
帷幄
(
ゐあく
)
に
參
(
さん
)
して、
蝶貝蒔繪
(
てふがひまきゑ
)
の
中指
(
なかざし
)
、
艷々
(
つや/\
)
しい
圓髷
(
まるまげ
)
をさし
寄
(
よ
)
せて
囁
(
さゝや
)
いた
計
(
はかりごと
)
によれば——
此
(
こ
)
のほかに
尚
(
な
)
ほ、
酒
(
さけ
)
の
肴
(
さかな
)
は、
箸
(
はし
)
のさきで、ちびりと
醤油
(
しやうゆ
)
(
鰹節
(
かつをぶし
)
を
添
(
そ
)
へてもいゝ、
料亭
(
れうてい
)
持出
(
もちだ
)
し)
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
帷幄(ゐあく)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ヰアク
(逆引き)
前
(
サキ
)
ノ源中納言北畠具行ハ、先帝ノ
帷幄
(
ヰアク
)
ニカクレ、天下ヲ
禍乱
(
クワラン
)
ニ投ジタル逆謀ノ
首魁
(
シユクワイ
)
タリシ事、スデニ
歴乎
(
レツキ
)
タリ。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帷幄(ヰアク)の例文をもっと
(1作品)
見る
“帷幄”の意味
《名詞》
陣営にめぐらせた垂れ幕や引き幕。
作戦の計画を立てる場所。本陣。
参謀。
大元帥としての天皇。
(出典:Wiktionary)
帷
漢検1級
部首:⼱
11画
幄
漢検1級
部首:⼱
12画
“帷”で始まる語句
帷
帷子
帷幕
帷帳
帷中
帷衣
帷張
帷越
帷巾
帷布
“帷幄”のふりがなが多い著者
チャールズ・ディケンズ
山本周五郎
吉川英治
中島敦
佐々木邦
福沢諭吉
泉鏡太郎
幸田露伴
泉鏡花
岡本綺堂