“帷越”の読み方と例文
読み方割合
とばりご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……今まで気が付かなかったが、薄い黄絹の帷越とばりごしによく見ると、窓の外は一パイの星空であった。今の青白い直線は、その星の中の一つが飛び失せたものに相違なかった。
白菊 (新字新仮名) / 夢野久作(著)