“恋愛”のいろいろな読み方と例文
旧字:戀愛
読み方割合
れんあい73.3%
こい13.3%
こひ6.7%
ラブ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうして、現在友愛塾におおいかぶさっている深刻な問題以上に、自分の心をなやますのか。女性とは、恋愛れんあいとは、いったい何だろう。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
けれど、恋愛こいの芽もまだ宿してはいないと、心でかむりは横に強く振った。
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
にはかにノゾき込んで声打ちひそめ「君、僕は昨夜ゆうべからの疑問だがネ、梅子さんの胸底にはし、ラブが潜んでるのぢや無からうか」大橋は莞爾につこと打ち笑み「勿論もちろん! 彼女の心が恋愛こひの聖火に燃ゆること、 ...
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
然に此篇のお夏は、主人の娘として下僕かぼくに情を寄せ、其情ははじめ肉情センシユアルに起りたるにせよ、のちいたりて立派なる情愛アツフヱクシヨンにうつり、はてきはめて神聖なる恋愛ラブに迄進みぬ。
「歌念仏」を読みて (新字旧仮名) / 北村透谷(著)