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翻弄
ふりがな文庫
“翻弄”のいろいろな読み方と例文
旧字:
飜弄
読み方
割合
ほんろう
94.5%
からかひ
2.2%
からか
1.1%
ほうろう
1.1%
ほんらう
1.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんろう
(逆引き)
明智は敵を
翻弄
(
ほんろう
)
している気で、実は敵のために翻弄されたのではないか。いかにも怪老人の考えつきそうな「魔術」ではなかったか。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
翻弄(ほんろう)の例文をもっと
(50作品+)
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からかひ
(逆引き)
本に
兩爲
(
りやうだめ
)
で御座んすほどにと戲言まじり何時となく心安く、お京さんお京さんとて入浸るを職人ども
翻弄
(
からかひ
)
ては帶屋の大將のあちらこちら
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
翻弄(からかひ)の例文をもっと
(2作品)
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からか
(逆引き)
盗んだ品を
翌
(
あく
)
る日返すのは、盗みを道楽にしている人でなきゃア、私どもを
翻弄
(
からか
)
っているに相違ございません、何とかしてあの野郎をフン捕まえなきゃア、銭形の平次も世間へ顔向けがなりません
銭形平次捕物控:003 大盗懺悔
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
翻弄(からか)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ほうろう
(逆引き)
そのころ、人事
不省
(
ふせい
)
の両人をのせた気球は、不連続線の中につき入って、はげしく
翻弄
(
ほうろう
)
されていた。ものすごい上昇気流が、気球をひっぱりこんだから、たまらない。
空中漂流一週間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
翻弄(ほうろう)の例文をもっと
(1作品)
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ほんらう
(逆引き)
竹田が刻意励精はさる事ながら、俗人を感心させるには、かう云ふ事にまさるものなし。
大家
(
たいか
)
の苦心談などと云はるる
中
(
うち
)
、人の悪き名人が、
凡下
(
ぼんげ
)
の徒を
翻弄
(
ほんらう
)
する為に仮作したものも少くあるまい。
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
翻弄(ほんらう)の例文をもっと
(1作品)
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“翻弄”の意味
《名詞》
翻 弄(ほんろう)
思いのままに弄ぶこと。
(出典:Wiktionary)
翻
常用漢字
中学
部首:⽻
18画
弄
常用漢字
中学
部首:⼶
7画
“翻”で始まる語句
翻
翻然
翻訳
翻筋斗
翻々
翻身
翻案
翻江蜃
翻倒
翻意
“翻弄”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
内村鑑三
島木健作
橘外男
ワシントン・アーヴィング
二葉亭四迷
夏目漱石
樋口一葉
葛西善蔵