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飜弄
ふりがな文庫
“飜弄”のいろいろな読み方と例文
新字:
翻弄
読み方
割合
ほんろう
91.9%
からかつ
2.7%
ひやか
2.7%
まぜつかへ
2.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんろう
(逆引き)
ここまで考えると、純一の心の
中
(
うち
)
には、例の女性に対する敵意が
萌
(
きざ
)
して来た。そしてあいつは己を不言の間に
飜弄
(
ほんろう
)
していると感じた。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
飜弄(ほんろう)の例文をもっと
(34作品)
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からかつ
(逆引き)
盜んだ品を翌る日返すのは、盜みを道樂にして居る人でなきア、私共を
飜弄
(
からかつ
)
て居るに相違御座いません、何とかしてあの野郎をフン捕まへなきア、錢形の平次も世間へ顏向けがなりません
銭形平次捕物控:003 大盗懺悔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
飜弄(からかつ)の例文をもっと
(1作品)
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ひやか
(逆引き)
其一群の中には、
屹度
(
きつと
)
今夜が始めて……といふ
初陣
(
うひぢん
)
の者が一人は居るので、それを
挑
(
おだ
)
てたり、それを
戯
(
からか
)
つたり、散々
飜弄
(
ひやか
)
しながら歩いて行くのが何よりも楽みに其頃は思つて居た。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
飜弄(ひやか)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
まぜつかへ
(逆引き)
「嫌だよ、阿母さんは!………何んとか
巧
(
うま
)
く
理屈
(
りくつ
)
を何けるんだもの。」とお房は、
飜弄
(
まぜつかへ
)
すやうにいふ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
飜弄(まぜつかへ)の例文をもっと
(1作品)
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飜
漢検1級
部首:⾶
21画
弄
常用漢字
中学
部首:⼶
7画
“飜”で始まる語句
飜
飜然
飜訳
飜々
飜案
飜筋斗
飜譯
飜刻
飜牌
飜斗
“飜弄”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
三島霜川
木下尚江
与謝野寛
島木健作
江戸川乱歩
小山清
菊池寛
谷崎潤一郎
正岡子規