“飜牌”の読み方と例文
読み方割合
ファンパイ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう一つは自分が荘家チョワンチャになったときに、骰子シャイツの目をごまかして、自分の前の十七憧の比較的左端にある二枚又は四枚にかくしてある飜牌ファンパイをとることである。
麻雀インチキ物語 (新字新仮名) / 海野十三(著)
此の時、飜牌ファンパイは早く方々から出て居るのだし、道子は総かくしの手ではあるが、索字ソオツーを、一個も捨てて居ないのだから、道子が索字の清一色チンイーソーを企てて居ることは誰の目にも明かなのである。
彼が殺したか (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
他の方法としては、自分の前に並べる十七憧のいずれかの一方のはじの二枚か、又は両端の四枚をかねて、目をつけて置いた飜牌ファンパイなどにして置き、これを持牌とうまくりかえる。
麻雀インチキ物語 (新字新仮名) / 海野十三(著)