“飜譯”の読み方と例文
新字:翻訳
読み方割合
ほんやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
餘念(よねん)もなく戯(たわむ)れて居(を)るので、私(わたくし)は一人(ひとり)室内(しつない)に閉籠(とぢこも)つて、今朝(けさ)大佐(たいさ)から依頼(いらい)された、或(ある)航海學(かうかいがく)の本(ほん)の飜譯(ほんやく)にかゝつて一日(いちにち)を暮(くら)してしまつた。
これを飜譯(ほんやく)すると、給金は安いけれど、他へ行つては使ひ手もないので、我慢して此家(こゝ)に居る——といふことになるのでせう。
日本人(にほんじん)が歐文(おうぶん)を飜譯(ほんやく)するとき、年紀(ねんき)や所在地(しよざいち)の書(か)き方(かた)は、これを日本流(にほんりう)に大(だい)より小(せう)への筆法(ひつぱふ)に直(なほ)すが、固有名(こゆうめい)は矢張(やは)り尊重(そんちよう)して彼(かれ)の筆法(ひつぱふ)に從(したが)ふのである。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)