“翻訳”の読み方と例文
旧字:飜譯
読み方割合
ほんやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはさておき、チャンウーは鉛筆片手に、字引きと首っぴきで、黄金メダルの裏面りめんにかいてある、スペイン文字の翻訳ほんやくをはじめた。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
良平りょうへいはある雑誌社に校正の朱筆しゅふでを握っている。しかしそれは本意ではない。彼は少しの暇さえあれば、翻訳ほんやくのマルクスを耽読たんどくしている。
百合 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
大王殿下の同情 私の仕事はチベット語の上書じょうしょはもはやしたためてあるですが、その上書をネパール語に翻訳ほんやくして貰わなければならぬ。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)