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耽読
ふりがな文庫
“耽読”の読み方と例文
旧字:
耽讀
読み方
割合
たんどく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんどく
(逆引き)
良平
(
りょうへい
)
はある雑誌社に校正の
朱筆
(
しゅふで
)
を握っている。しかしそれは本意ではない。彼は少しの暇さえあれば、
翻訳
(
ほんやく
)
のマルクスを
耽読
(
たんどく
)
している。
百合
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
弟の、土肥八十三郎は、近頃、しきりと、ご禁制の
蘭書
(
らんしょ
)
を、
耽読
(
たんどく
)
している。のみならず、上方あたりから、しばしば、飛脚がくる。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大抵の者は低級雑誌を
耽読
(
たんどく
)
したり、活動写真のファンだなぞと愚にもつかないことを大したことのように思っている程の年齢だ。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
耽読(たんどく)の例文をもっと
(30作品)
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“耽読”の意味
《名詞》
耽読(たんどく)
夢中になって読むこと。読み耽ること。
《動詞》
夢中になって読む。
(出典:Wiktionary)
耽
漢検準1級
部首:⽿
10画
読
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“耽”で始まる語句
耽
耽溺
耽美
耽奇
耽美者
耽美派
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耽酔
耽湎
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