“耽奇漫録”の読み方と例文
読み方割合
たんきまんろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
耽奇漫録たんきまんろくによると文政七年の秋降ったものは、長さの長いのは一尺七寸もあったとある。
化け物の進化 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
それからこの間、『耽奇漫録たんきまんろく』から模したのですが、日向国ひゅうがのくに高鍋たかなべの観音の市に売るという鶉車うずらぐるまの玩具や、また筑後柳河で作る雉子車きじぐるま、この種の物は形が古雅で、無器用な処に面白味がある。