“耽美”の読み方と例文
読み方割合
たんび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
器械職工のレオポール・グライヨーという若者で、美貌びぼう自慢で利口で生意気なやつだった。彼は仲間じゅうでの耽美たんび家だった。
信一郎が、此の女性の美貌びぼうに対する耽美たんびおぼれている裡に、葬式のプログラムはだん/\進んで行った。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
耽美たんび主義者、超人、居留外国人、社会主義の大臣、などが皆一致して、あのコルシカの将校が制定したレジオン・ドヌールへの叙勲を祝賀していた。