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耽溺
ふりがな文庫
“耽溺”の読み方と例文
読み方
割合
たんでき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんでき
(逆引き)
近き頃
森田草平
(
もりたそうへい
)
が『
煤煙
(
ばいえん
)
』
小粟風葉
(
おぐりふうよう
)
が『
耽溺
(
たんでき
)
』なぞ殊の外世に迎へられしよりこの
体
(
てい
)
を取れる名篇
佳什
(
かじゅう
)
漸く数ふるに
遑
(
いとま
)
なからんとす。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
また
放蕩
(
ほうとう
)
にふけっている者も同じことで、
耽溺
(
たんでき
)
しているあいだは『論語』をもっても『
法華経
(
ほけきょう
)
』をもってもなかなか浮かびきれない。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
ファロー(指定の骨牌一組のうちから出て来る順序を当てる一種の賭け骨牌)に
耽溺
(
たんでき
)
せんがために、みなその部屋に集まって来た。
世界怪談名作集:03 スペードの女王
(新字新仮名)
/
アレクサンドル・セルゲーヴィチ・プーシキン
(著)
耽溺(たんでき)の例文をもっと
(45作品)
見る
“耽溺”の意味
《名詞》
耽溺(たんでき)
ある不健全な娯楽にふけって、日常生活などをないがしろにする事
(出典:Wiktionary)
耽
漢検準1級
部首:⽿
10画
溺
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“耽溺”で始まる語句
耽溺家
検索の候補
耽溺家
阿片耽溺者
“耽溺”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
吉行エイスケ
中里介山
徳冨蘆花
岩野泡鳴
柳宗悦
倉田百三
ロマン・ロラン
新渡戸稲造
小栗虫太郎