“たんどく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
耽読71.4%
丹毒16.7%
單獨7.1%
単独2.4%
耽讀2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弟の、土肥八十三郎は、近頃、しきりと、ご禁制の蘭書(らんしょ)を、耽読(たんどく)している。のみならず、上方あたりから、しばしば、飛脚がくる。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「気がついたか? お前は何処(どこ)の何者だ? 風邪(かぜ)ひきと、丹毒(たんどく)といふ熱病だ。大分よくないから入院だ。入院料は一日二円五十銭だがあるかね?」
こほろぎの死 (新字旧仮名) / 村山籌子(著)
十月(ぐわつ)九日(か)、此日(このひ)は單獨(たんどく)で行(ゆ)き、第(だい)三回目(くわいめ)發掘(はつくつ)の場所(ばしよ)より二三間(けん)下(した)の大根畑(だんこんばたけ)を發掘(はつくつ)して、第(だい)四圖(づ)イの如(ごと)き土器(どき)の蓋(ふた)を得(え)た。
前後左右(ぜんごさゆう)に係累者(けいるいしゃ)はまといついてる。なにをひとつするにも、自分のみを標準(ひょうじゅん)として動くことはできぬ。とうてい社会組織(しゃかいそしき)上の一分子(ぶんし)であるから、いかなる場合(ばあい)にも絶対(ぜったい)単独(たんどく)の行動(こうどう)はゆるされない。
箸 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
私は書齋から『ガリヴァ旅行記』を持つて來てくれるやうに頼んだ。私は、この本をこれまで喜びをもつて繰返し/\耽讀(たんどく)したものである。私は、これを實際にあつた物語だと考へてゐた。