“單獨”のいろいろな読み方と例文
新字:単独
読み方割合
たんどく50.0%
ひとり16.7%
たゞひとり16.7%
だんどく16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石鏃は石器時代遺跡ゐせきに於て他の遺物ゐぶつとも存在ぞんざいするを常とすれど、左の諸所にては山中に於て單獨たんどくに發見されし事有るなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
それでは、稻妻いなづま私共わたくしどもわかれて、單獨ひとりで、このさびしい、おそろしいやまえて、大佐たいさ叔父おぢさんのいへへお使者つかひくのですか。
かくてその一われらにいよ/\近づき來り、單獨たゞひとりにていふ。われらみな汝の好む所に從ひ汝を悦ばしめんとす 三一—三三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
石鏃の事は既に云へり、其山中にて單獨だんどく發見はつけんさるる事有るは射損いそんじたるものののこれるに由るならんとの事も既に云へり。新に述ぶべきは弓矢のもちゐ方なり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)