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單物
ふりがな文庫
“單物”の読み方と例文
新字:
単物
読み方
割合
ひとへもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとへもの
(逆引き)
切りて
迯行
(
にげゆき
)
候と申けるに奧田殿
扨々
(
さて/\
)
夫
(
それ
)
は
惜
(
をし
)
き事なり然らば切たる袖は後の證據とならん是へとて右の袖を見らるゝに
辨慶縞
(
べんけいじま
)
の
單物
(
ひとへもの
)
古
(
ふる
)
きを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
義雄は放浪の爲めに心を奪はれ、また、この數日間は、女に熱くなつてゐるので、そんなことには無頓着であつたが、けふ、初めて
單物
(
ひとへもの
)
では如何にも寒いのに氣がついた。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
女房に
渡
(
わた
)
し
少
(
すこし
)
だが
單物
(
ひとへもの
)
でも
買
(
かは
)
れよと
無理
(
むり
)
に
懷
(
ふとこ
)
ろへ入れ此事は決して
沙汰
(
さた
)
なしに
頼
(
たの
)
むなりと
言捨
(
いひすて
)
て立歸りしが途中には穀平の
丁稚
(
でつち
)
音吉に行合けるに重四郎聲を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
單物(ひとへもの)の例文をもっと
(2作品)
見る
單
部首:⼝
12画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“單”で始まる語句
單衣
單
單純
單獨
單調
單吟
單身
單瓣
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單衣物
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岩野泡鳴
作者不詳