“絶対”のいろいろな読み方と例文
旧字:絶對
読み方割合
ぜったい66.7%
ぜつたい13.3%
ぜってえ6.7%
たくさん6.7%
アブソリュート6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もぐりの流行神はやりがみなららぬこと、いやしくもただしいかみとしてんな祈願きがんみみかたむけるものは絶対ぜったいいとおもえばよろしいかとぞんじます。
しかし、もうそのときには、つま身体からだ絶対ぜつたいうごかすことが出来なかつた。さうして、ふたゝなつ私達わたしたちの家にめぐつて来た。いちごは庭一めん新鮮しんせんいろを浮べ出した。桜桃あうたうのき垣根かきねらなつた。
美しい家 (新字旧仮名) / 横光利一(著)
姐御あねごはやっぱり、眼がたけえぜ。代物しろものは、ボール函包みの中だア、絶対ぜってえちげえはねえ。もう袋の中のねずみだア」
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
『ペケペケ。絶対たくさんペケある。二十五円二十五円。アンタは帰れ。モウ話しせん』
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
されば絶対アブソリュートの理論においては、人間世界の善悪邪正をいかなるものぞと論究して未だ定まらざるほどの次第なれば、まして男女の内行に関し、一夫一婦法と多妻多男法と、いずれか正
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)