“桜桃”のいろいろな読み方と例文
旧字:櫻桃
読み方(ふりがな)割合
さくらんぼ41.7%
おうとう25.0%
さくらんばう25.0%
さくらんぼう8.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“桜桃”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語4.8%
自然科学 > 地球科学・地学 > 気象学3.8%
文学 > フランス文学 > 小説 物語1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「劉夫人」僕は、顔をはじめて曲げて彼女の桜桃さくらんぼのように上気した、まんまるな顔を一瞥いちべつした。
人造人間殺害事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その一例をとれば、山形県地方の名産桜桃さくらんぼの樹枝が、ある種の雪のために全滅することがある。
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
雪の羅衣うすものに、霞の風帯ふうたい、髪には珊瑚さんご簪花さんかいと愛くるしく、桜桃おうとうに似るくちらんまぶた
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「それよりむこうのくだものの木の踊りのをごらんなさい。まん中にてきゃんきゃん調子ちょうしをとるのがあれが桜桃おうとうの木ですか。」
チュウリップの幻術 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
幌馬車キビートカが堰の上へあがると、イワン・フョードロヸッチの眼には、懐かしい茅葺きの古びた家や、いつか彼がこつそり登り登りした林檎や桜桃さくらんばうの樹が見えて来た。
枝もたわわに実のなつた桜桃さくらんばうや、梅や、林檎や、梨。
まだ少年で、二十歳にも満たず、きれいな顔、桜桃さくらんぼうにも似たくちびる、みごとなまっ黒い頭髪、目に宿ってる春のような輝き、しかもあらゆる悪徳にしみ、あらゆる罪悪を望んでいた。